内容説明
はるかかなた、海をへだて、沼地と砂漠、切りたった山やまをこえたところに、「三つの里」とよばれる、忘れられたゆたかな土地がひろがっている。そこには、冷酷な独裁者マルシバー卿の迫害をのがれてきた妖精、ギブリンたちが平和にくらしている。ギブリンたちの、ただひとつのやなみの種は、欲ばりでらんぼうもののウルグたちだった。ある日、ギブリンの少年マフィン・ピグドゥームの家に、ウルグたちがおしかけてきた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
3
「マフィン・ピグドゥームの冒険」シリーズ。妖精?トムテ?ニッセ?トントゥ?か何かのようなマフィンたち。でも、魔法などは使わないようだ。敵対するウルグたちは汚らしく横暴ななりで、やることも野蛮だ。取り上げられた金を取り返すべく、マフィンのちょっと無謀な冒険が繰り広げられる。アニメを見ているようなおもしろさで、危ないシーンにもどきどきわくわく。2020/11/02
ままとん
0
妖精のギブリンと乱暴なウルグの物語。シリーズ、沢山ありそうと思ったけど、2冊だけでした。自分で、サイドストーリーを自由に想像するのも楽しいかも。2019/01/17