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絵本グリムの森
あめふらし

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  • サイズ A4判/ページ数 39p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784894192461
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

著者等紹介

出久根育[デクネイク]
1969年生まれ。東京都出身。1992年武蔵野美術大学造形学部版画専攻卒業。1998年ボローニャ国際絵本原画展入選銅版画を主に制作。現在、個展を中心に雑誌・書籍などで活躍している

天沼春樹[アマヌマハルキ]
1953年生まれ。埼玉県出身。1982年中央大学大学院博士課程修了。現在中央大学文学部兼任講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

69
高い塔の12の窓からすべてを見通す王女との命を賭けたかくれんぼ。王女の千里眼から逃れた者を王にするというおふれが出され、われこそはと思う男たちが国中から集います。実は結婚などしたくない王女が考えついた案で、敗れた者は首を切られ城の前に晒されるという苛酷な条件が課せられます。すでに99人が命を散らし、二人の兄をも殺された青年は、命を助けた動物たちの力を借りてエントリーするのですが……。天沼春樹さんと出久根育さんのシュールな世界。2001年11月初版。2015/06/27

みずたま

24
出久根さんのイラスト目当て。妖艶でシュールな大人の世界。素晴らしい。初読みのグリム童話だったのですが「あめふらし」って何だろう?と思って調べてみたら、ウミウシのような生物のようで…。お話もブラックなのですが、小さいお子さんにはイラストも不気味かもしれませんね。2015/08/19

小夜風

21
【図書館】出久根育さんの絵目当て。このグリム童話は知らなかったけど、ひゃあ!ブラックだなぁ。どこかティム・バートンの映画みたいで好き♪絵がシュールなんだけど、素敵でした♪面白かった♪2014/06/19

おはなし会 芽ぶっく 

12
おはなしは素話で知っていたので、若松宜子さんの訳と読み比べ。おはなしは若松宣子さんの訳の方が好きです。出久根育さんの絵は苦手です。ごめんなさい(>_<) 2020/01/13

ヒラP@ehon.gohon

10
なんとも不気味な物語ですが、若松宣子さんの新訳よりもこなれているように思いました。 出久根さんの絵が、虚無感いっぱいで、謎めいていて、印象的です。 王女様も、王女様の裏をかいた男も、決して幸せそうには思えないのですが、危機感の否めない結末でした。2017/05/07

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