非日常を生み出す文化装置

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  • サイズ A5判/ページ数 196p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784893847997
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C3036

内容説明

本書では「日常‐非日常」という観点から、変貌する現代文化と現代社会の一側面を描き出していく。

目次

1 非日常を生み出す文化装置―日常と非日常の社会学にむけて
2 現代社会における日常/非日常の構図―高度消費社会への動的スタンス
3 音楽は非日常を作り出すか―メディア社会における音楽
4 「社会」を喪失した子どもたち―飽和社会における「禁欲のエートス」の機能不全と少年犯罪
5 メディア消費化する海外旅行~パックパッキングという非日常―バンコク・カオサン地区の定点観測
6 “食”という文化装置―非日常の社会学にむけて
7 都市空間における墓地―非日常空間の比較論への試み
8 グロテスクなものとしての始原的世界―周縁性の詩学と「切断」という戦術

著者等紹介

嶋根克己[シマネカツミ]
1956年愛知県名古屋市生まれ。主著に『現代社会文化論』(共著)東信堂、1997年。『表現する市民たち』(共著)日本放送出版協会、1998年。『死の社会学』(共著)岩波書店、2001年

藤村正之[フジムラマサユキ]
1957年岩手県盛岡市生まれ。主著に『社会学の宇宙』(編著)恒星社厚生閣、1992年。『仕事と遊びの社会学』(共著)岩波書店、1995年。『福祉国家の再編成』東京大学出版会、1999年
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