内容説明
嫌な奴ほど自分から話を聞きにいく。相手の事を聞いておけば間違いない。目上には相談、目下には質問をする。話題や話の流れを「相手に任せる」。
目次
第1章 「聞き上手」のススメ(まず相手の言い分を聞く;「聞く」姿勢が福を呼ぶ)
第2章 なぜ島耕作は「聞き上手」なのか(いろいろな出会いが、ぼくを漫画家にした;「できる人の孤独」に触れたサラリーマン時代;出会った人を次々キャラに変えている漫画家生活)
第3章 ぼく流「聞き上手」になるために(現代人はなぜ「聞き下手」なのだろう;相手の舌を滑らかにする話し方「何を聞くか」より「どう聞くか」)
第4章 「聞き上手」とは気配りである(気配り人間はトクをする;人を育てるコツも気配り島耕作が出世したワケ;「人間の魅力」を漫画で伝えていく)
著者等紹介
弘兼憲史[ヒロカネケンシ]
1947年、山口県岩国市生まれ。1970年、早稲田大学法学部卒。同年、松下電器産業に入社し、本社販売助成部に勤務。1973年、同社を退職。1976年、『風薫る』で漫画家デビュー。1983年より「島耕作シリーズ」を、1995年より『黄昏流星群』をスタートし、現在も連載中。2007年、紫綬褒章受章。日本漫画家協会理事、松下政経塾評議員、「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」理事、山口大学ほか2校で客員教授・講師、コンテンツ産業国際戦略研究会議委員など、多くの公職を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カッパ
15
図書館の本。島耕作の作者が島耕作をある意味理想の成長の形として描いていると感じた。少し孤独でもあり、失敗もする。また、脇役たちもあらゆるシーンで自分が興味深く思った人達なのだろう。技術としては知ってるものばかりだったがさらりと読んで上記を面白く感じた。2016/11/25
あおさわ
1
実践しようと思いました。嫌味なく教えてくれる。弘兼先生は人間が好きなんだと文章からもわかります。2010/12/07
100分
1
当たり前だけどなかなかできないことが書かれていて、グー。2008/07/09
しむ
1
ぜひ実践したいと思った。良本!2008/06/10
シュガー
0
コミュニケーションが上手と聞くといわゆる「話し上手」を思い浮かべて、もっと自分も上手く話せるようにならないと〜と思っていましたがこの本を読んでからは「話し上手だけじゃなくて聞く技術の方も大事なんだな」と考える事が出来ました。「何を聞くか」より「どう聞くか」この言葉を忘れずに聞き上手になっていきたいと思います。2017/09/24