内容説明
人工知能の研究では世界で最も進んでいるマサチューセッツ工科大学で開催された人工知能の将来についての会議において、P・H・ウィンストンをはじめとするトップクラスの人工知能の研究者達の白熱した議論が展開された。本書はその議論のもととなった12の論文をまとめたものである。1990年代の人工知能はどうなるのか?人工知能の最先端の研究に携わり、常に確かな現状把握と将来に対する視点を持つ彼らが、90年代、そして21世紀に向けて、大きな可能性を秘める人工知能について論じている。
目次
人工知能―展望
知識ベースシステム―1986年における概観
エキスパートシステムのツールと技術―過去、現在、未来
事例研究―専門知識〈医療診断知識〉を組み込んだシステムの発展
人工知能とソフトウェア工学
知的自然言語処理―現状と将来展望
自動音声認識と音声理解
知的な視覚システムの構築
ロボットの知覚機能
ロボットプログラミングとAI
ロボットハンドと触覚センサ
自律移動ロボット
-
- 和書
- 認知心理学の展望