内容説明
一国独裁に突き進むブランド国家アメリカの傲慢。
目次
1 人々の恐怖につけこむ資本主義(人の苦しみについての冷酷な計算;貿易論争とテロとの関係 ほか)
2 さあ、みんなで抗議に行こう(シアトル;ワシントンDC ほか)
3 危機に瀕する民主主義(貿易の犠牲となる市民たち;市場が市民社会を飲み込む)
4 抗議運動の封じ込め(抗議活動への弾圧;先制逮捕 ほか)
5 本物の民主主義を求めて(世界社会フォーラム;チアパスでの反乱 ほか)
著者等紹介
クライン,ナオミ[クライン,ナオミ][Klein,Naomi]
1970年モントリオール生まれ。前作「ブランドなんか、いらない」は世界的なベストセラーとなり、カナダで「ビジネス書賞」、フランスで「Le Prix M´ediations」を受賞。最近は「ガーディアン」「ニューステイツマン」「ニューズウィーク」「ニューヨークタイムズ」「ミズ」などに記事を書くかたわら、「グローブ・アンド・メール」「ネイション」でもコラムを共同執筆している。テレビのコメンテーターや大学の講師も務める。トロント在住
松島聖子[マツシマセイコ]
1965年生まれ。88年明治大学文学部文学科卒。編集者。翻訳者
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