内容説明
本書は、ポーター教授の名著『競争の戦略』を、「読みたい！でも難しいので読めない」「一度読もうとしたが挫折した」「そのうちに読もうと思っている」「読む必要性は感じているが、現在は部屋の飾りとなっている」方々に救いの手を差しのべる一冊です。できるだけ分かりやすく『競争の戦略』をかみ砕き、具体的な事例を多く取り込みました。さらにポーター教授の主張を体系的にまとめ、視覚的にも理解がしやすい工夫を散りばめてあります。
目次
第１章 業界構造の分析の基礎（競争戦略を決定する三つの要因；業界構造とファイブフォース分析 ほか）
第２章 土台となる競争の３つの基本戦略（三つの基本戦略；戦略実行に必要なもの ほか）
第３章 業界と競争業者の分析（競争業者分析；４つの構成要素の統合―競争業者の反応プロフィールを作る ほか）
第４章 業界環境別の戦略（これまでの流れ；多数乱戦業界の競争戦略 ほか）
第５章 主要な戦略決定（垂直統合の戦略的分析；キャパシティ拡大戦略 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜井葵
15
「競争の戦略」の入門書。日本語の意味としては分かりますが、内容が入ってこないです。今の自分にはレベルが高く時間を置いてまた再読しようと思います。2018/06/11
masabi
15
【要旨】ポーター「競争の戦略」を解説する入門書。【感想】競争を勝ち抜くための企業分析、業界分析が中心となる。後半は分析にあたりチェックリスト集になるので読むのがしんどくなった。実際に企業で分析してみるか原著を確認するかが必要かもしれない。属する業界の分析を通して自社に最適な競争戦略を選び注力する、あるいは撤退すると大まかな行動指針を練るための一冊だ。 2017/09/14
ヤムイチ
4
ワイの今の目標➡︎戦略フレームワークを学ぶにマッチしている。チェックリスト、図表になっているのが○。何度も読み返して理解を深めて実践する。2017/08/23
コロンボ
4
ポーターさんの競争の戦略は、経営戦略の名著であり、いつかは読もうと思ってますが、まずは入門編からチャレンジ。もっと読み込まねば、次へ進まない。(ｰ ｰ;)2016/01/28
まめタンク
3
2019年7冊目。もはや常人にとって、入門を読んでも内容の大半が理解できません。原書がいかに難解であるかという事を痛感させられます。ノートに何度もまとめて、やっと理解できるような本です。2019/01/28
