バロウズという名の男

バロウズという名の男

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  • サイズ B6変判/ページ数 316p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784893421821
  • Cコード C0098

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

3
原題はThe Adding Machine: Collected Essaysであり、作者の30年にわたるエッセイを収録する。エピソード記憶を取り出して過去を振り返る従来のエッセイとは異なり、ケルアックやキンスバーグとの議論は継続中だ。ヘミングウェイ、コンラッド、ベケットの影響を語りつつも、作者の室内写真に常にあるカフカの肖像を想い起す雰囲気が漂う。原題は作者と同じ名の祖父ウィリアム・バロウズ1世が発明した加算機である。文学でソフトマシーンを創造した孫のエッセイ刊行の1年後、祖父の会社はユニシス社となる。2020/12/07

澤水月

0
990407

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