内容説明
日本でただ一人の全盲の普通中学教師が150人の生徒と展開する感動の学校ドラマ。
目次
1 ぼくの教壇日記(背中から何かを感じてもらうこと;いねむりがしたくても、いねむりできない授業;笑顔を忘れてしまった君に;教師は子どもたちの踏み台;ピンチこそチャンス)
2 二代目一年四組の仲間たち(今年も一年四組の副担任;先生なんかに話すことないよ;ここに青春あり;シドニーへの夢に向かって ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒木 素弓
1
全盲の普通中学校教師が、着任してから2年間の日常を綴った記録。ハンディがあることは、そんなに問題ではない。やるかやらないかが一番重要なんだなぁと改めて思い知らされた。河合さんは、素晴らしい教師だと思う。2011/01/15
mii
0
どういうふうに全盲の方が教師をしているのかなかなか想像できない。と思うのは私が、障害は個性だと理解していなくて、特別だと思っているからなのか。いろいろ考えさせられた。教師という職業を追求しながらパラリンピックを目指しているのは、障害に関わらずすごいことだと感動した。2014/06/08