内容説明
熊本の農協職員からアメリカに渡り、名門ハーバード大学で政治学を学び東京大学法学部の教授となり、そこから熊本県知事へと転身した異色の知事・蒲島郁夫。3度の熊本県知事選挙そして10年間の熊本県政運営を検証することにした。キーワードは“決断”である。
目次
蒲島熊本県知事誕生
ヨイトマケの唄
まずは財政再建
川辺川ダム建設計画凍結表明
県民幸福度を重要視した決断
水俣病問題解決―被害者救済へ
2回目の選挙戦をどう闘ったか?
悲願の九州新幹線全線開業
3回目の選挙戦
2016・4・14
度重なる困難に立ち向かう
熊本県の海外戦略
100年先を見据えた判断
東京大学時代の人脈が熊本のブレーンに
蒲島知事 特別インタビュー
著者等紹介
伊藤典昭[イトウノリアキ]
テレビ熊本取締役報道編成制作局長。1957年熊本県菊池市生まれ。法政大学経営学部卒業後、テレビ熊本入社。熊本県政記者クラブキャップ・報道デスク・FNN首相官邸担当(フジテレビ政治部)・日本民間放送連盟報道委員会委員などを経て現職
鈴木哲夫[スズキテツオ]
ジャーナリスト。1958年福岡県福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒、テレビ西日本・フジテレビ政治部・日本BS放送報道局長などを経てフリーに。25年にわたる永田町の取材活動で与野党問わず広い人脈を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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