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内容説明
「いじめ」なんかで死ぬな。友達を死なせるな。少年犯罪を見つめ続けてきた著者からこの国のすべての歩と未来へ。
目次
『ライフ』あらすじ
第1章 友達は、誰?(いじめの新兵器は24時間態勢;青春の落伍者 ほか)
第2章 学校は、いじめ生産工場?(自主性という名のいじめ容認;狭められた子どもの世界 ほか)
第3章 いじめに大人はどこまで関われる?(学校に警察を呼ぶということ;学校で罪と罰を教えるべき ほか)
第4章 この国にいる、すべての歩と未来へ(子どもは必ずいじめをする;「相談できる」は強さの証 ほか)
著者等紹介
藤井誠二[フジイセイジ]
1965年愛知県生まれ。ノンフィクションライター。TBSラジオ「アクセス」火曜日レギュラーパーソナリティ。大学非常勤講師もつとめ、「ノンフィクション論」や「取材学」といった実験的な授業をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kamakama
1
私もいじめられっ子だったけれど、こんなにひどくはなかったと思う。なんて過酷なんだろう。そして、どうやったら彼らが納得する形で、信頼されて大人が関われるんだろう。2010/10/03
入江・ろばーと
0
やや極論じみている気も(というより、印象論が多い?)。断定するなら何がしかの調査結果とかを提示してほしい。筆者は“学校”にそんなに恨みでもあるの? 2014/07/10
惣
0
★★★☆☆2012/09/09
鈴木
0
ライフに沿って、いじめを解釈したり解決策を提案したり。大まかには憤り、遣る瀬無さなんかは理解できる。ただ、固定席やクラスをなくそうっていうのはどうかと思う。ネガティブな意味ではなく、ここは日本なわけだし。あと、学校をただの通過点として見るという考えもどうかな。とても重要な時期をそんな諦めのような気持ちで過ごしたくはない。まあ、過剰なプレッシャーを感じてもだめだけど。いじめによる自殺者が出た場合の責任問題や、それ以前の段階での学校や教師、親の態度に関しては、同意。警察の介入もすべきだと思うし、いじめの有無が2011/12/10
マリコ
0
「ライフ」に沿ってのお話だったので、この機会に気になっていたライフを読破してから読み始めました。現実に苦しんでいる子供にも読めるようにとルビがふってあったり読みやすい内容となっています。筆者がいじめを経験されており、対談も興味深いものとなっています。「いじめられる側に理由があるから、ではなく、どんな理由があろうといじめは悪いこと」に共感です。2011/11/01