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フラガールと犬のチョコ―東日本大震災で被災した犬の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 153p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784892959127
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8093

内容説明

原発事故で緊急避難させられた町。置き去りにされた動物たちの中に、“フラガール”の愛犬・チョコもいたのです…。小学校中学年以上向き。

著者等紹介

祓川学[ハライカワマナブ]
ノンフィクションライター。1965年東京生まれ。立正大学経済学部卒業後、総合週刊誌、月刊誌等で主に皇室記事を担当。ほか事件、ヒューマン・ドキュメンタリーにも取り組み、海外・国内で取材活動を続けている。一方、児童向けの学習雑誌では、スポーツ、芸能、文化人らのインタビュー記事を中心に取材・執筆中

かなき詩織[カナキシオリ]
埼玉県出身。1997年に少女漫画雑誌『ちゃお』にてデビュー。児童向けのまんがを中心に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HNYYS

2
図書館本。被災動物の逞しく生きる姿と同時に何もしてあげられなかった家族の悲しみが堪えます。ペットや家畜は家族の一員。だからこそやはり、災害時の対応をどうするかきちんと考えておかなければならないと思いました。2019/09/03

kita

0
いつもメンバー随一の笑顔で踊る大森梨江。本人から聞いてはいたけど擬人化されたチョコの「みんな、どこに行ったの?お腹空いたなぁ」の言葉が胸を打つ。東電1Fの事故で、心ならずも離れ離れになった大森さんとチョコ。飼い主を信じ続けるチョコの心の叫びと、飼い犬を案じながらも笑顔で踊り続ける大森さんの姿には涙が止まらなくなる。こんな飼い主とペットの別れが双葉郡内で数多く起きていること、今もなおペットを案じている避難者、主人を信じているペットが数多くいることを知ってほしいと思う。児童書と侮るなかれ。心から泣ける一冊だ。

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