目次
歴史学とスポーツ史―歴史意識からの問い
第1部 歴史(日本スポーツ史の青春―子規とベースボール;篠原助市『体育私言』(1932年)について―「身体の意志的形成」を中心に
戦時下植民地朝鮮における身体管理と規律化に関する一考察
甲子園野球の「物語」の起源を探る―「教育の一環」「汗と涙」はどこから来たのか
柔術の起源論を巡る言説上の相克―自文化創出に際する西洋・東洋の役割関係を中心に
戦前期日本におけるプロレスの展開に関する一考察
200年前の英国における各種ロード・レースの状況)
第2部 理論(「スポーツ研究」断想;日本の学校保健・健康づくりの現状から考える―海外諸国・地域における学校保健・健康づくりとの比較研究を進めるために;「スポーツブランド」考;今日のケニアにおける舞踊と音楽;合衆国における公的レクリエーション運動とその主体―シカゴ市の都市的拡大と市民・行政の多様な実態;新自由主義型自由時間政策の現在―政権交代・生活サポート型レジャー・休日分散化;初期ワールドカップ事業の役割―IRB100周年コングレスの議論を手がかりに)
第3部 科学(球技選手のランニングを考える;パワー系競技におけるパワー発揮特性と巧みさ;コオーディネーショントレーニングの効果と課題―リズム化能力トレーニングの実践的試みから)
著者等紹介
有賀郁敏[アルガイクトシ]
1957年生まれ。立命館大学産業社会学部教授。余暇の社会史・ドイツスポーツ史
山下高行[ヤマシタタカユキ]
1954年生まれ。立命館大学産業社会学部教授。スポーツ社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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