内容説明
詩人、小説家、漫画原作者、演劇人、マイム役者、人形遣い、画家、タロット研究者、そして、サイコテラピスト。カルトムービーの鬼才は、マルチアーティストだった。いじめ、虐待を受けた少年期、詩へのめざめ、瑞々しくも激しい恋と友情、数々の芸術実験、オカルト的精神修行、そしてサイコテラピーの道へ。ホドロフスキーは、今もイマジネーションの限界を押し広げようと絶えざる努力をしている。踊り出す現実世界と立ちあがる幻想世界、想像力で自分の世界をつくってきた『エル・トポ』監督自伝。
目次
幼年期
暗い年月
最初の行為
詩的行為
宗教としての演劇
果てしない夢
魔術師、師、シャーマン、呪術医
マジックからサイコマジックへ
サイコマジックからサイコシャーマニズムへ
マリアンヌ・コスタによって記録されたサイコマジックの処方行為(付録資料一)
サイコマジックについての短い書簡集(付録資料二)
著者等紹介
ホドロフスキー,アレハンドロ[ホドロフスキー,アレハンドロ][Jodorowsky,Alejandro]
1929年、ロシア系ユダヤ人としてチリに生まれる。映画監督、詩人、小説家、演劇人、マイム役者、人形遣い、画家、漫画原作者、タロット研究者、サイコテラピスト
青木健史[アオキケンシ]
1967年、山口県生まれ。東京外国語大学卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。慶應義塾大学経済学部非常勤講師。専攻はラテンアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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