内容説明

1 序論(社会的公正の心理学;相対的剥奪);2 公正は人々の感情と態度にとって重要か?(分配的公正;手続き的公正 ほか);3 公正と不公正に対する行動反応(不公正に対する心理的反応と行動反応;不公正への行動的反応);4 なぜ、人々は公正に関心を持つのか?(公正動機の性質);5 どんな時に公正が問題になるか?(社会的構造の影響;文化)

目次

20001110

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

抹茶ケーキ

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公正についての心理学的研究について。第一著者は公正の規範的性質で有名な人。公正研究の歴史を、相対的剥奪論、衡平理論、分配的公正、手続き的公正、規範論などを通じて概説し、その後多元社会においては公正がますます重要になり、その中では上位のカテゴリーを顕在化することを通じて公正が及ぶ範囲を拡大することの重要性を主張。公正研究が社会的アイデンティティ理論とかと絡めて論じられていることを初めて知った。心理学的には面白いけど、社会への言及が少なかったなと思った。2017/04/16

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