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目次
序章 ディスレクシアって、なんだろう
1章 読み書きの困難について
2章 読み書き以外の困難と得意なこと
3章 ライフステージにそって―どう対応すればいいか
4章 息子の成長―誕生から就職まで
5章 僕がイギリスで受けた支援(藤堂高直)
著者等紹介
藤堂栄子[トウドウエイコ]
現職:NPO法人エッジ会長、港区個別支援室室長、(有)藤堂事務企画代表。1953年熊本県出身、横浜生まれ。1955年から、親の仕事の関係で、フランス、イタリア、ベルギーへ。1969年帰国、桐朋女子学園。1976年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。1976~1982年欧州共同体委員会駐日代表部広報部勤務。1982~1995年フリーランス通訳者。1995年~現在(有)藤堂事務企画代表(翻訳通訳、国際企画)。2001年~現在、NPO法人エッジ会長。委員:文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会委員、国土交通省バリアフリー新法調査研究検討WG委員、港区次世代育成支援対策地域協議会委員、JDDnet(日本発達障害者ネットワーク)理事ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
34
春休みで甥っ子が来てたので、中1の1年間を一緒に振り返りました。そして、今の彼の支援についても振り返り。先生方は優しいが、彼に合う支援になっていないのは非常に残念。って、本の感想書かなきゃ。これは、ディスレクシアの息子さんについて、母視点から書いた本。息子さんは今は海外で建築のお仕事をして自立していますが、ディスレクシアだと指摘して、彼に合う支援を実施してくれたのは留学先のイギリスの学校でした。今時は日本だって!と言いたいところだけど、実際全然だよな。日本、もっとがんばらなあかんのじゃない?2019/04/05
ココユキ
2
次男はディスレクシアではないか、と言われたことがあったので読んでみた。後半はディスレクシアで建築家となった著者の息子さんによるお話があり、興味深く読んだ。大事なのは自己肯定感を持たせてやることなんだなあとつくづく思った。この本に書かれていることがディスレクシアのすべてではないとしても、知能には問題がなさそうなのに勉強が苦手、というお子さんはこの本で心当たりを探ってみてはどうかと思う。2014/02/24
す
1
ディスレクシアを抱える人当人が書いた本なので、どういう障がいであるのかわかりやすかった。ディスレクシアをはじめとしたLDを抱える人々がより住みよい社会を作っていかないといけないと思った。2013/12/24
うふふ
0
ディスレクシア、知らなかった。 この方のように育てられたらいいのにね。漢字も英単語も何回も何回も書かせて、なんですぐ忘れるの?覚える気ないんじゃないの?やる気あるの?と責めた。可能性を摘み取っていったと思う。 今の日本じゃあどうすればいいのか?やはりわからない。2013/12/28
ReadingYear
0
藤堂さんの講演会に行く前に読んだ一冊。これまで全く知らなかったディスレクシアについて理解することの出来る入門書的本。2011/11/19