内容説明
なぜ、入所施設から地域への移行を進めるのか。なぜ、支援費ではうまくいかないのか。なぜ、障害福祉を介護保険に統合するのか。今、一番知りたいことに、明快に答える。これからは、規制緩和をして、利用者が求めるサービスを自由に提供でき、利用者が自由にサービスを選べる仕組みにしよう。福祉改革への道を、わかりやすく解き明かす。
目次
序章 愛する人と暮らす
2章 施設改革への出発
3章 「施設解体宣言」へ
4章 基礎構造改革―行政権限とお金の仕組みを変える
5章 支援費から介護保険へ
6章 新しい福祉への期待
終章 私の活動の原点
著者等紹介
田島良昭[タジマヨシアキ]
社会福祉法人宮城県福祉事業団理事長、社会福祉法人南高愛隣会理事長。1945年1月、長崎県島原市に生まれる。3歳の頃より18歳で上京するまでの大部分を、祖母ふみに育てられる。幼・小・中・高と、柔道と剣道に熱中。1969年、法政大学法学部を卒業。以来、政治家見習いに熱中。1974年、政治家への道をあきらめ、障害福祉の現場での活動家をめざす。1977年、社会福祉法人南高愛隣会を設立。理事長。1978年、知的障害者授産施設・雲仙愛隣牧場を開設。施設長。家族を連れて施設に住み込む。現場の活動に熱中。1981年、知的障害者更生施設・コロニー雲仙更生寮を開設。総合施設長。同時に、福祉ホーム・有明荘を開設。妻ツヤ子が管理人、私は居候。天職を見つけた思いがする。この頃から、障害者雇用、能力開発に取り組む。1986年、第3セクター職業訓練法人・長崎能力開発センターを開設。理事長。1993年、宮城県福祉事業団副理事長に転身。長崎県から宮城県へ移り住む。1996年、宮城県福祉事業団理事長に就任。2003年、同退任。2004年、同再就任
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