内容説明
「医療的ケア」というと大変そうですが、家では家族がケアをして、子どもは家庭ですごすことができています。本人や家族にとっては、ごく身近にあって、決してむずかしいものではなく、それがあれば、みんなと変わらずに生活できるひとつの方法、という思いがあります。いま、学校でも、医療的ケアへの対応が求められています。この子どもたちの命の輝きを引き出すために…子どもや家族の願いにこたえるために…教育・医療・福祉の関係者、みんなで集まって考えました。
目次
1章 子どもと家族の暮らし
2章 医療的ケアへの願い
3章 受けとめて、受けとめられて
4章 東京における取り組み
5章 全国の状況
6章 問題の解決にむけて
7章 地域生活を支える
8章 まとめ
著者等紹介
下川和洋[シモカワカズヒロ]
1965年福岡県に生まれる。1988年東京学芸大学卒業。同年東京都立村山養護学校勤務。1999年~現在、東京都立府中養護学校勤務。全国訪問教育研究会事務局医療的ケア問題担当、医療と教育研究会事務局員
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