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内容説明
デリダの独創的な思想を易しく解き明かしたコンパクトでスリリングな入門書。
目次
第１章 脱構築的な読み
第２章 介入としての読み
第３章 差延
第４章 決定不可能なもの
第５章 文化、ジェンダー、そして政治（学）
第６章 コミュニケーションのコンテクスト
第７章 喪と歓待
第８章 与えることと許すこと
第９章 正義と法
第１０章 完全性
著者等紹介
ドイッチャー，ペネロペ［ドイッチャー，ペネロペ］［Ｄｅｕｔｓｃｈｅｒ，Ｐｅｎｅｌｏｐｅ］
現在、ノースウェスタン大学准教授。専門は二十世紀ならびに現代フランス哲学・ジェンダー哲学。研究対象はフランス現代哲学に止まらず、ニーチェ、アガンベンなど、幅広い領域に及んでいる
土田知則［ツチダトモノリ］
１９５６年、長野県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、千葉大学文学部教授。専門は文学理論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無人島
2
後期デリダのまとまった解説としてお手頃。デリダの射程の広さが分かる。だが、あくまで応用編として読むことを強く勧める。2012/04/24
silk
1
デリダ入門書。海外の「How to read」シリーズのデリダ版訳本。本文は約150ページと簡潔にまとめられており、デリダの著作を読んでいなくとも、「脱構築」「差延」など重要なキーワードを抑えることができたことは大きい。これでデリダの著作を読む気になれた。2013/12/14
うんとこしょ
0
簡便かつ適確な表現で以てデリダについて解説してくれており、助かる。2017/11/02
Hayek
0
★★★☆☆成功は同時に失敗を内包している。差延（差異と遅らせる・延期するの造語）。2015/05/28
かとう あき
0
デリダの入門書。東浩紀の「存在論的、郵便的」の第二章で行き詰ったために読んだ。なかなか分かり易く、例も豊富である。東の物とは異なり、言語以外の話にもきちんと言及しているからだろう。2013/06/19
