内容説明
苦闘するイギリスの「まちづくり」の中に新たな「まちづくり」の可能性を求めて、気鋭の都市計画研究家が、英国の諸都市を巡歴し、足で書いた思索ノート&エッセイ。新鮮な「都市計画論」にして、異色の「イギリス入門」書。「日本のまちづくりを考える」を併載。
目次
第1部 まちづくりから見たイギリス社会(イギリス人・イギリス社会;イギリスユートピアの系譜;イギリスの都市計画制度と民主主義;サッチャーリズム下の都市再生 ほか)
第2部 日本のまちづくりを考える(区画整理・再開発とまちづくり;場所と場のまちづくり;商店街のまちづくり;まちづくりと言葉 ほか)
著者等紹介
岩見良太郎[イワミリョウタロウ]
埼玉大学経済学部教授(専攻:都市工学)。1945年、神戸市生まれ。1969年、東京大学工学部都市工学科卒業。1978年、同大学院博士課程修了(工学博士)。1982年、青森大学経営学部助教授。1987年都留文科大学文学部助教授。1994年より現職。2001~02年、ロンドン大学(LSE)において、イギリスの都市計画と地域社会とのかかわりについて、調査・研究に従事
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