日本力

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784891948146
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0095

内容説明

“知の巨人”松岡正剛と、“現代のフェロノサ”エバレット・ブラウン、ふたりが照らしだす本当の日本の豊かさ。

目次

異人さんにつられて見る日本(松岡正剛)
第1章 日本人が今、置かれた場所
第2章 日本のファッション、デザイン
第3章 日本の遊び
第4章 日本の職人
第5章 日本のセレンディピティ
第6章 日本の異人
第7章 日本の宗教
第8章 日本を見つける
日本のつくり方(エバレット・ブラウン)

著者等紹介

松岡正剛[マツオカセイゴウ]
1944年、京都生まれ。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授をへて編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。1971年「遊」創刊。1980年前後に「編集工学」という新しい領域を発案・構想。以降、情報文化と情報技術をつなぐ研究開発に広く携わる。一方、日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し、私塾「連塾」を中心に独自の日本論を展開。2000年にウェブ上でイシス編集学校と壮大なブックナビゲーション「松岡正剛千夜千冊」をスタート

ブラウン,エバレット[ブラウン,エバレット][Brown,Everett Kennedy]
1959年、アメリカ、ワシントン生まれ。epa通信社日本支局長。ブラウンズフィールド代表、「Kyoto Journal」寄稿編集者。十四歳でプロの写真家の道に入り、十六歳でユージン・スミス氏との出会いをきっかけにフォト・ジャーナリストになることを決心。アメリカで文化人類学、日本、中国で代替医学などの勉強を経て世界の六大陸五十カ国以上を旅する。1988年から日本定住。タイム、ニューズウィーク、ニューヨーク・タイムズ、ロンドン・タイムズ、ル・モンド紙など国内外の主要なメディアで定期的に作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T坊主

6
先日tvを見ていて初めて氏の事を知った。ファンになりそうな感じ。もっと他の著書を読んでみたい。1)日本は漠然でなく、渾然としたほうがよい。2)日本は一途で多様な国。3)現在のox教育が国民を衰退させている。4)師匠と職人の文化、農民文化を掘り起こせ。5)異人によって自分たちの文化にきづいていく。6)コスプレこそ日本の伝統―現代の祭。伝統的な祭りには、非日常な空間があった。2014/04/17

時折

6
松岡正剛さん以上に、エバレット・ブラウンさんの日本観にドキドキしながら読みつなぎました。近くて遠い、遠くで近い、日本力、しんと見つめなおしてみたくなりましたる2010/06/26

qwel21

6
日本の底流に流れる地下水のようなものを巡り、2人の賢者が対話する。静かな場所でゆっくりじっくり読みたい一冊でした。2010/02/08

左脳

5
日本を巡るいろいろなスコープを交し合う談話。松岡正剛の「語り方」に唸るのは毎度のコトながら、エバレットの「疑問形の自分」を丹念にチェックしながら開いてみせる態度は見習わないといけない。2010/02/09

nizimasu

4
松岡さんの文章はいつも途中で挫折するけど(笑い)、今回は対談なのでわかりやすい。しかも個人的に興味深い「日本論」について縦横無尽に対話がすすむ。地方や、日本語、さらには自然観や宗教観にまで…。多種多様な日本論の論点を整理する上でも手元に置いておきたい本だ2012/09/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/322688
  • ご注意事項