文学賞メッタ斬り!〈2008年版〉たいへんよくできました編

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  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784891947743
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

まさかのメッタ褒め?やっと的中した受賞予想、芥川賞・直木賞授賞式レポート、新たに誕生「メッタ斬り!」新人賞などなど今回も斬り込みます。

目次

1 メッタ斬り!トークショー 受賞作家の逆襲上―長嶋有×大森望×豊崎由美
2 メッタ斬り!トークショー 受賞作家の逆襲下―石田衣良×大森望×豊崎由美
3 定点観測、芥川賞・直木賞
4 もはや定番、選評、選考委員メッタ斬り!
5 誕生!「文学賞メッタ斬り!」新人賞
6 決定!第三回「文学賞メッタ斬り!」大賞

著者等紹介

大森望[オオモリノゾミ]
1961年生まれ。SF翻訳家・評論家。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」木曜レギュラー

豊崎由美[トヨザキユミ]
1961年生まれ。ライター。「GINZA」「本の雑誌」「TV Bros.」「文藝」などで書評を多数連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めしいらず

38
この版に限らずだが、世間で高く評価される随分前から、ちゃんとその作家に目をつけているメッタコンビの慧眼ぶりは素晴らしい。田中慎弥、西村健太、津村記久子、円城塔、川上未映子各氏などが好例である。そんなことより、である。毎度辛い採点が並んだ巻末の採点表。今回は軒並み高い点数と、賞賛の言葉が目に付く。まさかのメッタ褒め。中にはこの作品が何故と思われるものも。今までを知っているから、この違和感は拭い難い。なんらかの圧力があったのだろうかとつい邪推したくなる。そして最終版の「ファイナル」では採点表は省かることに。2013/06/18

to_ko

19
★★★★★ 冒頭の大森&豊﨑コンビと 長嶋有、石田衣良の対談に始まり、芥川賞・直木賞の受賞作予想、各文学賞の選評・選考委員をメッタ斬り、本書オリジナルの“文学賞メッタ斬り”新人賞と大賞の選考。。。と、最後まで飽きることなく面白く読めた。これまでのシリーズの中で一番好きかも。2020/08/03

naobana2

18
乳と卵が受賞した頃の話です。みんなたくさん読んでるな。2014/03/29

まゆ

14
おもしろかった。読みたい本が増えた。いつもおもしろい感想をかくお気に入りさんがおもしろそうに読んでて、図書館で開いてみたら長嶋有のインタビューが載っていたのが嬉しくて借りた。読まず嫌いしている作家(私にとっては石田衣良など)の本も読みたくなってしまうくらいにおもしろかったよ!2017/12/11

てふてふこ

13
長嶋有・石田衣良さんとの対談で始まる。芸能人の話題よりもあまり表に出ない作家さんの方が興味があるので、このシリーズならではの話題が凄く面白い。石田さんの余裕っぷりに笑えた。その後の文学賞評論もお二人の鋭いツッコミに大笑い。ダッシュ芸の阿刀田高先生。ジュンちゃんとかジュンちゃんとか、バカの壁がいっぱい控えてる・・・堂々と表現出来るのは流石。勇気あるお二人を尊敬します。2013/04/17

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