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文学賞メッタ斬り!リターンズ

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784891947415
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

あの二人が帰ってきた!さらに賑わう文学賞界隈を、ますます冴えた刃で徹底論破。続々現れた新興文学賞や若手作家、選考のあり方…小説読み必読。

目次

1 文学賞に異変!?
2 ’04~’06年、三年分の選評、選考委員を斬る!
3 UNDER30の新人作家、有望株は?
4 メッタ斬り!隊活動の記録(鼎談「小説よ、媚びるな!―Z文学賞選考会実況中継」;当たってほくしくない予想が当たった芥川賞、まあ、こんなもんじゃないですか?の直木賞(第一三一回芥川賞・直木賞)
順当すぎるほど順当、両賞ともに大本命が来た!(第一三二回芥川賞・直木賞)
事件だった直木賞候補作のラインナップ。しかし、両賞とももっとも地味な結果に(第一三三回芥川賞・直木賞)
候補者在庫一掃セール?の芥川賞、東野圭吾を軸に思惑渦巻く直木賞(第一三四回芥川賞・直木賞)
ショック!ええーっ!受賞作がまたしてもすべて文藝春秋絡み!?(第一三五回芥川賞・直木賞))
5 決定!第一回「文学賞メッタ斬り!」大賞

著者等紹介

大森望[オオモリノゾミ]
1961年生まれ。SF翻訳家・評論家

豊崎由美[トヨザキユミ]
1961年生まれ。ライター。雑誌「GINZA」「本の雑誌」「文藝」などに書評を中心に連載。文芸のみならず、演劇、競馬、スポーツ、テレビドラマなどエンターテインメント全般に関心を示し、執筆活動範囲は極めて広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

44
読んでたら、表紙見た娘と嫁に笑われた。ミステリ系だと割と読んでるので楽しめるのですが、純文学は読まないのでよくわかんないけど昔筒井康隆が純文学は古いというかいまどき純文学もないだろうと言ってたけど、全然状況変わってないと言うかSF理解できない感性というのもどうかと思うけどとえらそうに言うが自分もよくわかんあい。2017/11/24

めしいらず

34
この本から芥川賞、直木賞に特化する。メッタコンビが各回の候補作を全て読み、受賞作を予想。実際の受賞作とのズレが実に楽しい。二人がベタ褒めする作品は、まず受賞できないというジンクス。どちらを好むかは読み手次第だけれど。サッカーのW杯を模した「文学賞メッタ斬り!大賞」に関しては、ちょっとおフザケが過ぎるかなと思う。巻末の採点表は相変わらず手厳しい。2013/06/18

coco夏ko10角

27
今回もメッタ。豊崎さんは言い過ぎのような気もするけど、大森さんより好みが合うんだよなぁ。サッカーW杯はよくわからない。巻末のは厳しいねぇ…。2016/04/01

to_ko

21
★★★★☆ 何度も芥川賞の候補に選ばれながらも受賞できなかった島田雅彦と書評家・大森&豊﨑の冒頭の対談は面白過ぎる。各文学賞の選評・選考委員をぶった斬る、というか もはや半分は悪口大会(笑)のお馴染みのコーナーには終始笑わせていただきました。10数年前の各賞を獲得した作品や作家を改めて振り返ると、長年人気作家でいられるのはほんの一部の人しかいないんだなぁとしみじみ。 次は『受賞作はありません編』へ。2020/07/31

ひめありす@灯れ松明の火

17
このシリーズ大好きです。多分神田の古書店街で入手。変な大賞を勝手に創設して勝手に表彰したり、サッカーに例えたりするのが毎回面白い。2010/09/04

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