内容説明
光と闇を極限まで追い詰めた男。今こそ明かされる、天才の全貌。
目次
１ ＢＯＤＹ
２ ＣＡＳＥ
３ ＧＡＭＥ
４ ＲＯＯＭ
５ ＨＥＲＥ
６ ＲＡＹ
７ ＭＯＤＥ
８ ＤＡＴＡ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
肉尊
7
横須賀功光の写真魔術本。誰かがエロスにタナトスが共存するかの如くと述べていたが、まさにそう感じる。「浄光｣（Gold）では阿弥陀如来像や四天王像が闇夜に降臨したかの如く生き生きと写し出されていた。それは資料集で見るような産物ではなく、息遣いが画面から聞こえてくるようだ。個人的には、「時間の庭」という作品群が好き。肉体の躍動感はまるで茶器の曜変天目のような優雅さを兼ね備えている。2021/10/10
