内容説明
スピノザ『エチカ』の一節を綿密に分析することにより、二元論の枠に収まらないその思想を、開かれた存在の可能性として新たな読みを大胆に提示する。倫理と政治に関わるスピノザ哲学の根源に触れる理論的かつ実践的マニフェスト。
著者等紹介
カリオラート,アルフォンソ[カリオラート,アルフォンソ] [Cariolato,Alfonso]
1963年、アルツィニャーノに生まれる。フランコ・ヴォルピとジャン=リュック・ナンシーの共同指導により、博士号を取得。哲学者。現在、イタリアの高等学校で教鞭を執る
ナンシー,ジャン=リュック[ナンシー,ジャンリュック] [Nancy,Jean‐Luc]
1940年、ボルドーに生まれる。現在、ストラスブール・マルク・ブロック大学名誉教授。現代フランスを代表する哲学者
藤井千佳世[フジイチカヨ]
1977年、京都府に生まれる。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(哲学)。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)。専攻、西洋近世哲学、現代フランス哲学
的場寿光[マトバトシミツ]
1977年、福岡県に生まれる。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、神戸大学他非常勤講師。専攻、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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