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内容説明
タイトルや歌詞、ジャケットに至るまで、ちりばめられた数々の謎と秘密を解き明かしつつ、この史上最高のロック・アルバムを解体する。
目次
序章 丘のむこうに
第1章 フィジカル・グラフィティ
第2章 汝を音楽に従わせしめよ
第3章 ガッタ・ロール
第4章 かの天空のただなかで
第5章 彷徨と驚倒
第6章 山々は崩れ海に沈んでも
最終楽章 夕闇来たりて
著者等紹介
デイヴィス,エリック[デイヴィス,エリック][Davis,Erik]
1967年、アメリカ合衆国に生まれる。ジャーナリスト、研究者。『ヴィレッジ・ヴォイス』や『ワイアード』誌など多くの雑誌を舞台に活躍し、文明論、音楽批評、フィリップ・K・ディック論で知られる
石崎一樹[イシザキカズキ]
1968年、奈良県に生まれる。英文学修士(同志社大学)、比較文学修士(トロント大学)。現在は、奈良大学教養部准教授。専攻はアメリカ文学・文化、メディア論。USインディーズバンドのライナーノーツの執筆や歌詞の対訳も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
5
正式なタイトルが無い”通称 Led Zepplelin 4” ひとつの高みを、誰にも有無を言わせず圧倒的な音塊で示す。 冒頭BlackDog の奇妙な電子拍動音が聞こえてくようだ。 本書は「ロックの名盤!」と銘打ったシリーズの邦訳。 ”天国への階段”の記述はスゴイ(翻訳家の力量にひれ伏す)。 オカルトと魔術との関連...ここが他のロックと一線を画すところと思う。2014/06/29
ぷるぷる
2
アルバム1枚にスポットを当てる「ロックの名盤」シリーズ。海外では結構出ている模様。アルバム1枚で本一冊にしちゃう時代のようだ。とにかくジミー・ペイジはチンケなオカルトオタクでロバート・プラントは中二病というのが印象に残る(はっきりパーシーはガキと書かれている)。むしろ地に足のついたまともな仕事をしているのはジョン・ボーナムとジョン・ポール・ジョーンズの二人。 話はバイキングやら異教信仰やら戦いの歴史やら東洋への西欧人の憧れなど付いて行くのが難しいほど展開していく。それだけ凄い作品だということ。2013/05/25
ツバサ
0
Youtubeのおかげで3,40年前のロックスターたちのライブ映像が寝転びながら鑑賞できる。いい時代だよね。子供の頃の音楽環境は家庭によって格差がありすぎて、うちは普通の家庭だったから山口百恵とか天地真理とか歌謡曲とかしか聞いたことがなかったんです。ロックとかメタルとか大学の軽音部が学祭でやってるのをかっこいいなと思いながらも遠巻きで見てたのですが、今頃になっておおこれだったのかと、、、で、失われた40年を取り戻すべくまずはIVから。ジミーペイジ、ロバートプラントにもっと早く出会いたかった、、、、2015/04/02