倦怠の華

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倦怠の華

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784891767419
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

内容説明

19世紀から20世紀にかけてフランス海軍士官として世界中を巡航した異色作家ロチが変幻自在な対話形式で繰り広げる、奇妙きてれつな回想/夢/紀行/小話の数々。ユニークな長文解説を付した本邦初訳作品。

目次

倦怠の華(三番目のマリーゴールド;五番目のマリーゴールド;六番目のタンポポ;七番目のタンポポ)
断想、「倦怠の華」をめぐって(遠藤文彦)

著者等紹介

ロチ,ピエール[ロチ,ピエール][Loti,Pierre]
1850年、フランス西部の港町ロシュフォールで生まれ、1923年に没す。本名、ジュリアン・ヴィオー。十七歳で海軍兵学校に入り卒業後、海軍士官として世界中を巡航、見聞を広げるとともに、立ち寄った先々で多くの恋愛を体験して小説の題材とした。日本へも二度やって来て、滞在経験をもとに『お菊さん』『秋の日本』といった作品を書いている。1879年、イスタンブールを舞台にした小説『アジヤデ』で作家デビュー。翌80年にはタヒチを舞台にした『ロチの結婚』が大成功を収め、幅広い人気を得た

遠藤文彦[エンドウフミヒコ]
1960年、宮城県古川市(現・大崎市)に生まれる。東北大学大学院文学研究科を経て、パリ第七大学にて博士号取得。現在、福岡大学人文学部教授。専攻、フランス現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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イッパイアッテナ

0
ある夢から話は始まる。それは倦怠の夢。「ものごとの終わりの始まり」。これを「飲み干された一本の酒瓶」と言い切る潔さ。過去の憧憬が一本の酒瓶だとすれば、それはあまりにも空虚だけど、開けずに終わるよりははるかに良い。2011/05/10

緑虫

0
SFマガジンの海外文学コーナーでの紹介で興味を持って購入。古い作品なのでいま読むにはやや渋い面も当然あるが、語りの構造の特異性が今の流行にマッチしてると思う。2010/01/19

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