内容説明
詩人の書き記したものほとんどすべてを、断簡零墨にいたるまで一望のもとに置き、全体的読解によって「隠された同一性」を浮き彫りにする、「文学についての文学」にして「テーマ批評」の最も力強い試み。ヌーヴェル・クリティックの金字塔。
目次
第1章 熾天使期
第2章 降りてきたものから色あせたものへ―空虚の侵入
第3章 愛の夢想
第4章 夜の経験
第5章 変身の形象と段階
第6章 地上にて―運動と均衡
第7章 コミュニケーションと演劇
第8章 観念
第9章 光
第10章 文学の形式と方法
著者等紹介
田中成和[タナカシゲカズ]
1949年、大阪市に生まれる。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。現在、立教大学などで非常勤講師を務める。専攻、フランス文学
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