ミハイル・バフチン全著作〈第2巻〉「フロイト主義」「文芸学の形式的方法」他―一九二〇年代後半のバフチン・サークルの著作〈1〉

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ミハイル・バフチン全著作〈第2巻〉「フロイト主義」「文芸学の形式的方法」他―一九二〇年代後半のバフチン・サークルの著作〈1〉

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  • サイズ A5判/ページ数 613p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784891763305
  • NDC分類 988
  • Cコード C0310

内容説明

タルトゥ派のイワーノフによって、バフチン思想全体の理解のために“不可欠”と評された「フロイト主義」(ヴォローシノフ)、“サークル”の最初の論文「学問のサリエーリ主義」(メドヴェージェフ)、そして、フォルマリズムと俗流社会学主義に抗して、文学作品を、それに関与する人々(作者/内容のイデオロギー的現実/読者)の社会的な相互作用、イデオロギー的な交通の場と捉える「文芸学の形式的方法」(メドヴェージェフ)を収録する。激しい論争の渦を巻き起こした、謎めいた“バフチン・サークル”の著作群の集成、第一弾。

目次

学問のサリエーリ主義
フロイト主義(フロイト主義と現代における哲学・心理学思想の諸方向(批判的位置づけ)
フロイト主義の叙述
フロイト主義批判)
文芸学の形式的方法(マルクス主義的文芸学の対象と課題;形式的方法の歴史;詩学における形式的方法;文学史における形式的方法)

著者等紹介

磯谷孝[イソヤタカシ]
1939年、東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒。東京外国語大学名誉教授。専攻、ロシア・ソヴィエト言語学、文化記号論

佐々木寛[ササキヒロシ]
1949年、盛岡市生まれ。早稲田大学大学院露文専修博士課程中退。現在、信州大学人文学部教授。専攻、ロシア文学、言語哲学
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感想・レビュー

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roughfractus02

2
複数で書く著者がいる。友人ヴォローシノフとメドヴェージェフ名の論文が彼の著作か問題となる点ではない。確かにバフチンの名と2人の友人の名の著作では、マルクス主義に対するスタンスが異なるかに思える。だがそれ以上に、フロイトが個人の性衝動に無意識を押し込める点を突き、その言語の扱いを批判する時、間-個人的な修辞の力の屈折や変形として言語を捉え直す思想のほうが複数的なのだ。無意識を党の公式的イデオロギーのように単数化する政治は、フラットな面に人々を貼り付ける。それに対し、坂や曲面や凸凹を作る複数の力の抵抗がある。2017/02/14

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