• ポイントキャンペーン

陸軍戸山流で検証する日本刀真剣斬り

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784890631957
  • NDC分類 789.3
  • Cコード C0030

内容説明

日本陸軍は急ごしらえで将兵に日本刀を持たせて戦場に送りだしたが、果たして彼らは真剣を使いこなすことができたのか?実戦的な軍刀術を訓練したとされる陸軍戸山学校の指導はかつての武士の力量を超えていたのか?真剣についての研究をほとんどせぬままに物量の不利を「武士道」に託した近代日本陸軍の致命的欠陥と、日本刀の真の実力を実技写真を交えて検証する。

目次

1 日本人はいつから真剣が使えなくなったか?
2 剣術のトレーニング
3 馬術の心得
4 武器としての日本刀
5 これからの武道
6 「武士とは何ぞや?」

著者等紹介

兵頭二十八[ヒョウドウニソハチ]
昭和35年長野市に生れる。57年陸上自衛隊に入隊し、初めて銃剣術を知る(現役2年で任満除隊)。63年東工大の江頭淳夫(江藤淳)教授の研究室に所属する最後の院生となる。翌年修士。平成8年オピニオン誌に文章を載せ始める。11年一水会で講演したのが縁で、雑誌『武道通信』に寄稿するようになる。通巻12号では、陸上自衛隊体育学校第1科武道班格闘(徒手格闘)を取材し紹介。14年四谷ラウンドより『日本人のスポーツ戦略』を上梓。また函館に転居したのを期に、柔術と居合の道場に通い始める

籏谷嘉辰[ハタヤヨシトキ]
昭和24年仙台市に生れる。昭和51年戸山流振興会に入門。小板橋完寿先生、中村泰三郎先生に指導を受ける。52年全日本抜刀道連盟入会。54年田辺哲人先生に指導を受ける。55年全日本小太刀護身道連盟の設立に参加。56年直心影流薙刀入門。57年東京都町田市に抜刀術道場「誠斬会」を設立。60年打物師範・奥澤圓先生に指導を受ける。平成7年武田流流鏑馬入門。8年全日本抜刀道連盟の理事長に就任。13年全米抜刀道連盟総師範。14年戸山流居合道連盟の会長に就任。現在、全日本戸山流居合道連盟・範士九段。全日本抜刀道連盟・範士九段。全日本小太刀護身道連盟・教士八段。打物師範・範士八段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。