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「坂の上の雲」では分からない日本海海戦―なぜ日本はロシアに勝利できたか

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784890631841
  • NDC分類 391.27
  • Cコード C0030

内容説明

当時最強と言われた極東ロシア艦隊とバルチック艦隊は、なぜ連合艦隊に完敗したのか?その最大の理由は、日露戦争全期間を通じて連合艦隊の砲術の命中率がロシア艦隊を上回っていたからだ。近代砲術の基礎となる「斉射法」を世界に先駆けて実戦で使用し、独自の砲術計算を編み出した連合艦隊の実像をハードとソフトの両面から検証。世界最高水準の兵器を駆使し、その後の海上決戦の模範となった日本海海戦のすべてを斬新な視点から再現した待望の書。

目次

近代戦艦の歴史
日清戦争の黄海海戦
砲術の進歩
日本人だけが認めたマハンの海軍戦略
米西戦争
東郷平八郎
日露両海軍の戦略
機雷を初めて攻撃につかう
旅順艦隊の全滅
バルチック艦隊の東征
日本海海戦

著者等紹介

別宮暖朗[ベツミヤダンロウ]
1948年生まれ。東京大学経済学部卒業。西洋経済史専攻。その後信託銀行に入社、マクロ経済などの調査・企画を担当。退社後ロンドンにある証券企画調査会社のパートナー。歴史評論家。ホームページ『第一次大戦』を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

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真に海軍の、軍隊の存在価値、存在理由を正確に把握していたのは、海軍こそ良識の砦であると言い切った条約派ではない、海軍とは天皇を頂点にいただく日本という国家のものだと考えた艦隊派ではないのか、という。むろん、「統帥権干犯」という無責任かつ我田引水な暴論は別として。  こういう視点も、アンチテーゼとしてあっていい。何もかも同じ考え方ではいけない。 http://homepage2.nifty.com/Tetsutaro/Writer/B/B066.html#B066-0022005/05/28

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