内容説明
平和ボケの経済大国と揶揄されながら、気がつけば日本は今や立派な軍事大国―だが、義務教育でも、高等教育でも、軍事の世界を教えていない日本に「軍事のプロ」はいるのか?同盟国や敵国や近隣諸国と対等に渡り合うための「軍事行政の勘どころ」を95のテーマを選んで解説。現代戦争が分かる本。
目次
1 軍人の足もとを見よ
2 兵器の基礎知識
3 戦争指導の勘どころ
4 戦後政治の枠組み
5 情報と分析と管理
6 都市防空
著者等紹介
兵頭二十八[ヒョウドウニソハチ]
1960年長野市生まれ。小学校時代から戦史を多読する。陸上自衛隊第2戦車大隊(上富良野)に、通信士として2年間勤務。東京工業大学大学院卒。修論は『戦理研究序説―対抗不能性の概念を中心に』(1989年)。ミリタリー雑誌の記者等を経て、劇画の原作シナリオライター兼軍事研究家
小松直之[コマツナオユキ]
1965年秋田県生まれ。文学座研究生などを経て、94年より「月刊コミック・アレイ」(マガジン・ハウス)誌上に『電脳巡警』を連載
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