SAS特殊任務―対革命戦ウィング副指揮官の戦闘記録

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784890631292
  • NDC分類 936
  • Cコード C0030

内容説明

世界最強の特殊部隊SASのなかでもとくにエリート集団とされる対革命戦ウィングの副指揮官を務めた著者が、SAS秘密活動の詳細をリアルに描いた実戦記録!チームリーダーとして数々の極秘任務に従事。とくにアフガン戦争において、最新鋭の携行式地対空ミサイル「スティンガー」の使い方を、現地でムジャヒディーンに教え、ソ連軍敗退の一因を作った男としても知られる。これまでSAS関係者がアフガン戦争に深くかかわっていたという噂は根強くあったが、当事者がその事実を語ったことで世界的な注目を集めた。さらに湾岸戦争でのSAS隊員の苦闘を描いたベストセラー『ブラヴォー・ツー・ゼロ』の著者アンディ・マクナブ、クリス・ライアンらは、著者ギャズ・ハンターの直属の部下であり、悲惨な結果に終わった作戦の内幕を初めて明かす。英ガーディアン紙ほか絶賛のノンフィクション。

目次

プロローグ アフガニスタン一九八五年七月
第1部 北アイルランド作戦
第2部 アフガン戦争
第3部 SASコマンド
エピローグ 対海洋テロ訓練

著者等紹介

ハンター,ギャズ[Hunter,Gaz]
元SAS連隊一等准尉。SAS隊員を父に持ち、幼いころからSAS連隊の基地を遊び場にする。15歳で学校をやめ、さまざまな職についたのち、イギリス陸軍に入隊。ロイヤル・グリーン・ジャケット連隊に5年勤務してからSASの選抜訓練に合格。SAS連隊B中隊に配属され、アンディ・マクナブやクリス・ライアンの上官として中隊最先任下士官に昇進する。最終的には、一等准尉として、SAS対革命戦ウィングの副指揮官を務める。また、1980年代にはアフガニスタンに赴いて、ソ連占領軍と戦う抵抗組織のメンバーたちにスティンガー地対空ミサイルの操作法を教え、ソ連軍敗北のきっかけを作った
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感想・レビュー

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ねりわさび

61
地上最強と言われるSAS対革命戦ウィング部隊副官だった軍人の回顧録。政治的にグレーな地域に赴任するたび書類上SASを退官させられ任務終了とともに元階級へ再任官させられるなど他の国では見られない配置が面白い。見所は書籍の3分の1に及ぶアフガニスタンゲリラ教練の非公式活動を描いた場面。筆舌に尽くしがたい捕虜への拷問や戦友の死に心が砕けそうになる場面などを淡々とレポートしていて印象深い。善悪の別なく当時の様々な戦争に携わった人間たちを描いた秀逸なドキュメンタリーでした。2021/05/04

鶏肉@Deadtori29

0
ハインドと真っ向から殺りあった人の自伝2011/07/05

ddy

0
文章の節々からギャズ・ハンター氏のプライドが垣間見える。それも、厭味ったらしいものでは決して無い。SASの一隊員としての高潔なものであり、読んでいて気持ちが良かった

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