天才ほどよく悩む

天才ほどよく悩む

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784890369041
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0030

出版社内容情報

才能があるほど欲深く悩みも大きい。アバタに悩んだ漱石、「遺書」を書いたベートーヴェン、ニコチン中毒のフロイト他天才たちの悩み方。

目次

プロローグ ホモ・パティエンスとしての人間
第1章 漱石の「神経衰弱」
第2章 苦悩をつき抜けて歓喜をめざすベートーヴェン
第3章 ショーペンハウアーの「苦悩の哲学」
第4章 「憂愁の騎士」キルケゴール
第5章 思いのままにならないこの自分
エピローグ 悩みを友として生きる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もくたつ(目標達成)

3
哲学好きには、多く列挙された哲学者達の逸話が面白かった。確かに、人生を諦め、生産性のある悩みの少ない者には、苦悩の中で学びを得ることも少ないのかもしれない。キルケゴールの、私は自分自身のことを、猛烈に勉強したが、規定科目を勉強しなかったために試験に不合格になった人間のように思うという言葉に爆笑してしまった。殆ど趣味のように何かに一生懸命に悩み、その苦悩には目的や合理性がなかったのだろうと思う。苦悩は目的をもって行った方がいいと学んだ。2015/02/28

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