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出版社内容情報
ボストン学派、ロシア学派の重鎮の経験を土台に、大きく進歩した失語症解釈についての知見、臨床的研究法、神経学的画像診断や言語障害の評価法についても言及した、失語症研究を1冊。
内容説明
ボストン学派とロシア学派の視点から、失語症を臨床的問題として考察。臨床医学と神経心理学を合体させた基本的必読の書。米国出版協会1996年度臨床医学分野名誉賞受賞。
目次
1 失語症の基礎(失語症とは;歴史的背景 ほか)
2 失語症候学(失語症の分類;シルヴィウス周辺域性失語症候群 ほか)
3 失語症と関連する障害(発話障害;失語症に合併する行動神経学的問題;加齢と認知症に認めるコミュニケーション障害;失語症の精神医学的側面)
4 失語症のリハビリテーション(失語症からの回復;失語症のリハビリテーションと対処法)
著者等紹介
Benson,D.Frank[BENSON,D.FRANK][Benson,D.Frank]
MD
Ardila,Alfredo[ARDILA,ALFREDO][Ardila,Alfredo]
Ph.D
中村裕子[ナカムラヒロコ]
Ph.D,MPH,FAAN。1945年東京都に生まれる。東北大学医学部神経内科入局後、82年米国カリフォルニア大学(UCLA)医学部行動神経学教室(Benson教室)に2年間留学。その後、ボストン学派の一員として、また米国神経学会(AAN)のフェローとして行動神経学の推進に寄与。89年東北大学にて医学博士号を取得し、臨床及び研究に従事する。92年に脳機能診断技術・診断装置開発で特許を3件取得したのを契機に、地域医療・福祉及び教育活動に行動神経学実践の活路を求め、93年に東京大学大学院医学系研究科修士・博士課程(国際保健学)に進み、地域保健活動及び生命倫理に関する学問を修める。その間、94年米国ジョージタウン大学ケネディ倫理学研究所に客員研究員として留学。96年現在勤務する仙台白百合大学人間学部教授となる。99年から2005年まで日本言語聴覚士協会理事を務め、04年、日本言語聴覚士協会倫理綱領草案を策定。現在、認知症高齢者の介護現場や幼児、学童の教育現場への行動神経学導入を目指し、活動している。行動神経学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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