環境と人間行動シリーズ<br> 環境評価―都市・文化・住宅・景観

環境と人間行動シリーズ
環境評価―都市・文化・住宅・景観

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  • サイズ A5判/ページ数 169p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784890132638
  • NDC分類 519.15
  • Cコード C3011

内容説明

本書では、1960年代に民間で注目され、引き続き公務員や一般市民の関心事となっている環境の質の問題を取り扱っている。特に、環境利用者たちの経験および認知にもとづく環境の質に関する評価に焦点をあてている。利用者たちの認知および経験と、環境の質の名のもとに施行されてきた法律・条例、そして行政指針などとの関係を明らかにし、さらに利用者の認知および経験と、環境計画、環境設計、その管理との関係にも言及する。社会・行動科学系の学生による利用を目的とするばかりではなく、環境に関する計画・設計・管理とかかわる専門家たちの利用をも考慮に入れて記述した。近年急速な勢いで発展を続け、行動科学の1分野を形成する利用者からみた環境評価の入門書として書かれたものである。

目次

第1章 環境評価
第2章 政策決定
第3章 政策と現実との隔たり
第4章 プランニングとデザインのプロセス
第5章 既存の環境の評価
第6章 さまざまな計画案の選択的評価
第7章 建設後の評価
第8章 あとがき

著者等紹介

ズービ,アーヴィン・H.[ズービ,アーヴィンH.][Zube,Ervin H.]
環境評価の分野において12年間にわたり、専門家、大学教師、そして研究諸活動を続けてきた。その間、マサチューセッツ大学の大学院セミナーで責任を分担する

浅井正昭[アサイマサアキ]
1929年、東京生まれ。日本大学大学院心理学専攻。1999年、日本大学教授を退官、現在、日本大学大学院文学研究科講師。日本心理学会常任理事、人間環境学会MERA会長等を歴任
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