内容説明
近年、ターミナルケアの場において末期患者の自己の存在と意味の消滅から生じる苦痛―「スピリチュアルペイン」が問題となっている。死が避けられない状態と判ったときから患者は何らかの「スピリチュアルペイン」が生じるといわれ、そのケアが重要視されている。共生と循環の哲学、宇宙の誕生と未来、笑いの臨床的意義と実践、ターミナルケアにおける芸術療法、不慮の死とその対応、自己決定のプロセス、ホスピスボランティアほか事例検討22例、原著8本を収録。
目次
特別講演
教育講演
シンポジウム 自己決定のプロセスを支える
事例検討
第七回教育研修セミナー報告
原著
特別講演
教育講演
シンポジウム 「不慮の死とその対応」―さまざまな死に学ぶ
パネルディスカッション 遺言・葬儀・相続―いざという時の手続き〔ほか〕