やさしい『唯脳論』

やさしい『唯脳論』

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  • サイズ B6判/ページ数 155p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784889914009
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0010

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mayu

2
唯脳論、を途中で挫折してしまったので、とりあえず概略だけでもつかもうと読んでみました。楳図かずおさんとの対談形式は意外でしたが、話の展開がスムーズで、とてもいい組み合わせだったと思います。頭で考えられたことは必ず実現する、と言うのは、精神論や下手な励ましの言葉ではなく、事実だと納得。著者は、国籍や社会的信条によらず、皆で冷静に議論する尺度として、唯脳論を提唱されたのかなと感じました。漫画を漢字とルビの関係と重ねたり、面白いアイデア満載で、価値感をブラッシュアップできる書籍です。唯脳論にもリトライします!2014/03/07

1
これまで、日本のマンガ文化がこれほど発展した理由の源には「手塚治虫」の存在があると思っていた。けれどこれを読み、脳科学の分野から見れば(ひらがなと漢字を併せ持つ) 日本語の特異性がマンガの発展に大きく作用していることを知り驚いた。 著者の妙な組み合わせに惹かれて気軽に読んでみたが、コンビ同様テーマも新鮮で大変興味深かった。2016/08/28

buriki

0
解剖学の権威、養老孟司さんの「言葉も脳の中のものだから、その限界を知ることが重要」といった発言や「言葉とは、とても限定的なもの」という旨の発言が、とても沁みた。今プレイ中の『サクラノ詩』ともリンクして、色々と感じるところがあった。対談形式になっていたので、とても読みやすく、サクサク読めた。多分本家『唯脳論』だったらこうはいかなかっただろうと思う。養老さんの著作で有名な、本家『唯脳論』や『バカの壁』もいつか読みたい。2016/12/18

コモヒ

0
噛み合ってるような、噛み合ってないような危うさに、いつまでも乗っかって行きたい心地よさがあった。このお二人の組み合わせを考えたのは誰やろう。楳図先生からのオファーかな?楳図先生はずっと怖いって言ってたけど、あなたの漫画のほうが怖いよと思ってたら、やっぱり養老さんが突っ込んでくれたのでよかった(笑)挿絵の組み込まれる箇所も内容も対談に即したもので、面白かった。日本語(漢字・ルビ)を読む構造と漫画を読む仕組み(脳の使い方)が似てるから、日本でこれだけ読まれてるんやって話もとても面白かった。2016/02/22

黑猫

0
2001年3月6日読了2001/03/06

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