叢書〈倫理学のフロンティア〉
宗教と生命倫理

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784888489539
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0312

内容説明

現代の生命倫理に論争的な新たな視点を提示。各宗教がもつ死生観から、大きく急速に変容する現代の生命観を捉え、独自の議論を展開。

目次

0 なぜ「宗教と生命倫理」なのか
1 死者を遇する“倫理”―仏教と生命倫理
2 「いのち」の倫理の再構築に向けて―キリスト教の視点から
3 儒教と生命倫理の可能性―基礎作業の試み
4 ヒンドゥー教に学ぶ“いのち”の哲学
5 「イスラーム」と「生命倫理」
6 神道世界の死生観から
7 中世説話における動物の生命―殺生の宗教学へ
8 生命があるとは、どういうことか―宗教と自然の生命

著者等紹介

小松美彦[コマツヨシヒコ]
1955年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。科学史・科学論・生命倫理学専攻。東京海洋大学海洋科学部教授

土井健司[ドイケンジ]
1962年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。文学博士、神学博士。キリスト教思想専攻。関西学院大学神学部助教授
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感想・レビュー

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YkkTrk

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イスラーム世界の生命倫理の項、中田考の文章を実は初めて読んだけど、生きる権利に悩める西洋文明の奢りを喝破していて実に小気味良い。2018/08/31

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