民営化される戦争―21世紀の民族紛争と企業

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784888489133
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C1031

出版社内容情報

イラク戦争を操る軍産複合体の利権の構図。

内容説明

“帝国”の戦争を操る軍産複合体、衝撃の実態。フセインはなぜ倒されねばならなかったのか。イラク、アフガンをはじめ「対テロ戦争」の背後に蠢く巨大利権の構図を、気鋭の国際経済学者が斬る。

目次

第1章 アラブの惨状と軍事請負企業(PMC)の蹉跌
第2章 新しい軍産複合体
第3章 ベクテルのアバーブ・ザ・ライン
第4章 兵站技術の革命家ウォルマートと労働の破壊
第5章 サダム・フセインの世界経済史的意義
第6章 『日米投資イニシアティブ報告書』に見る米国の対日株式交換圧力
第7章 ブッシュのイラク攻撃決意とユーロ
第8章 消えたアフガニスタンのドル化案―偽札の論理
第9章 株式交換による企業の巨大化
第10章 ルパード・マードック帝国とメディア戦争
第11章 近年の民族紛争略史

著者等紹介

本山美彦[モトヤマヨシヒコ]
世界経済論専攻。1943年神戸市生まれ。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。社団法人・国際経済労働研究所長(非常勤)。元・日本国際経済学会長(1997年~1999年〈現在、顧問〉)。元・京都大学大学院経済学研究科長兼経済学部長(2000年~2002年)。元・日本学術会議第18期第三部(経済会)会員(2000年~2003年)。金融モラルの確立を研究テーマにしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

19
初端にシビリアン・コントロールの解釈が間違えているときには大丈夫かなと思いましたが、内容は経済の視点も入っているため、怪しい部分も含め面白かったです。民間軍事会社と7章、8章が良かったです。2021/05/06

maki

0
途中からタイトルとは直接関係のない国際政治の裏話。史実か否かはともかく週刊誌的ノリでそれなりに面白かった。2011/08/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/31909
  • ご注意事項