出版社内容情報
環境問題における意思決定のあり方を探る。
内容説明
環境リスクマネジメントのあり方を実証的に考察し、行政・産業界と市民・消費者の間の合意形成の方法を探る。
目次
第１部 環境リスク論とリスク認知研究（リスク認知研究の背景；リスク認知研究の主要な知見）
第２部 ゼロリスク要求について（ゼロリスクをめぐる専門家と公衆の相違；ゼロリスク要求についての理論的説明；ゼロリスク要求についての「結果の程度」へのアプローチ；将来のゼロリスクに結びつき得る現在のリスク対策の価値；ゼロリスクへの高い評価の制限；ゼロリスク要求についての領域分類；環境リスクマネジメントにおける人々のゼロリスク追求）
著者等紹介
中谷内一也［ナカヤチカズヤ］
帝塚山大学教授。１９８５年同志社大学文学部卒業。１９９０年同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士（心理学）
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感想・レビュー
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新橋九段
1
ゼロリスク周りだけでなくリスク研究の簡単な概観もできる。ゼロリスクの価値とゼロリスクを求める民衆というステレオタイプの限界はおさえておきたい。2015/10/21
