出版社内容情報
科学的情報収集のための面接の理論と実践。
内容説明
本書は調査的面接法に関する体系的かつ実践的な入門書である。インフォーマントのプライバシーや人権を十分に尊重しながら、調査的面接法を用いて調査目的に適った実りあるデータをしっかりと収集するにはどのように調査を行えばよいかという視点から執筆。社会心理学、コミュニケーション学、異文化比較研究の3つの分野の知見を豊富に取り入れ、調査的面接のガイドライン、スキル、理論に関する基本的な知識を具体的に紹介している。
目次
第1章 調査的面接法とは何か
第2章 調査的面接法の分類
第3章 データ収集法の組み合わせ
第4章 調査的面接法のデザイン
第5章 調査的面接法のガイドライン
第6章 相互信頼感形成の技法
第7章 ノンバーバル・コミュニケーションの技法
第8章 異文化比較における調査的面接の技法
第9章 データ処理の技法
第10章 インフォーマントの権利を守るために
著者等紹介
鈴木淳子[スズキアツコ]
1989年慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学およびハーバード大学大学院(GSAS)東アジア研究プログラム修士課程修了。現在、東北大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。社会心理学専攻
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