出版社内容情報
「クローンの世紀」に倫理するための道しるべ
内容説明
クローン、臓器移植、ゲノム、生殖技術、安楽死、中絶…。生命が「開発」の対象となる21世紀。生と死のディレンマに生きるあなたが「倫理する」ための一冊。
目次
序章 生と死のディレンマ―生命倫理の構造
第1章 クローン技術と生殖医療の是非を問う
第2章 人工妊娠中絶と不正コピー
第4章 出生前診断と倫理の問題
第5章 臓器移植とバイオエシックス
第6章 欲望の爆発は回避できるか
第7章 殺人の禁止と安楽死問題
第8章 エイズと生命倫理
第9章 「死」の定義と死の徴候
著者等紹介
篠原駿一郎[シノハラシュンイチロウ]
1944年生まれ。ロンドン大学(ベッドフォード・カレッジ)哲学部大学院中退。哲学・倫理学・論理学専攻。長崎大学教育学部教授
波多江忠彦[ハタエタダヒコ]
1943年生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。哲学・倫理学専攻。第一経済大学教授
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