ことばの社会心理学 (第2版)

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ことばの社会心理学 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784888486606
  • NDC分類 801.04
  • Cコード C3011

出版社内容情報

社会関係維持の手段としてのことばを考察。

内容説明

本書では語用論、社会言語学や心理言語学の研究成果を念頭に置いた上で、ことばに対して社会心理学的な立場からアプローチする。具体的にはことばが対人過程の中でどのように発話され理解されるか、またことばの形式的バリエーションが対人関係とどのように関わり合うかについて、一部私見も交えてさまざまな研究を紹介していく。とくに実験社会心理学の特徴を生かした、変数を統制し、また統計的技法を用いた実験、調査からの知見を重点的に扱っていく。

目次

第1章 発話が伝えること(発話と推論;発話と行為;会話の展開;言語表現からの誘導)
第2章 対人関係と言語表現(さまざまな場面要因;敬語;ひとの呼び方)
第3章 対人配慮の諸相(要求表現;FTAと意図の緩和;ポライトネスの理論;種種の対人配慮;アイロニー)
第4章 ことばの多様性(言語と方言;ことばと話し手の評価;話体調節理論)

著者等紹介

岡本真一郎[オカモトシンイチロウ]
1952年生まれ。1982年京都大学大学院文学研究科博士課程(心理学専攻)満期退学。1983年より愛知学院大学文学部心理学科講師、助教授を経て現在同教授。博士(文学)
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