内容説明
本書は、発達は生涯にわたって生じるものである、という発達観の下に編集された下巻である。まず青年期・成人期・老年期、そして人生のターミナル期について、それらの特色、発達課題をできるだけ分かりやすく述べた。さらに心身の各機能別に、わが国の第一線で活躍する研究者がそれらの発達を詳細に説明した。
目次
人生全体からみた青年期以後―生涯発達の段階
各時期の特色―発達課題
身体的発達と衰退
運動機能の変遷
セクシュアリティの発達
社会生活の展開
職業選択・適応
認知的機能の変化―知能・記憶・思考
パーソナリティの変遷
結婚生活・家庭生活
生産生活―生涯にわたる業績・仕事・創造性
心身の障害とそれへの対応
老年期のリハビリテーション―その心理的課題
人生の最晩年およびターミナル期の心理的課題とケア
著者等紹介
山内光哉[ヤマウチミツヤ]
九州大学名誉教授
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