内容説明
ネット上でなぜトラブルが頻発するのか?ハッカー、表現の自由、プライバシー…。日常のモラルに戻って徹底的に問い直し、情報をめぐる倫理の未来を考える。インターネット時代のモラル。
目次
1 インターネット時代の情報倫理学
2 情報ネットワーク社会における規範形成―「電子民主主義」論を中心に
3 責任と情報倫理
4 情報技術者の職能倫理―「情報処理学会倫理綱領」を中心に
5 ネットワーク管理の限界
6 システム侵入の倫理的問題
7 「情報モラル」の教育―倫理学的視点から
8 情報媒体の変化と教育方法論―コメニウスからEBMへ
9 著作権におけるトレードオフ
10 診療記録の開示―その倫理的根拠、法制化、そして実践上の問題について