感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみの
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自分とは異なる文化的背景をもった子どもを、受け入れる側の児童がどう受け止めているかについての数少ない研究のひとつ。そういった意味で本書が呈示する内容は至極貴重。物足りない部分、ひっかかる部分が多いがこれは1999年出版だということを考慮すれば納得できると思う。「公場面」という、「道徳的には正しいが自分たちはしない行動を相手がとる場合」を設けた点が面白い。それにしても言い回し、とくに単語の選択が分かりにくいという印象は残る。なにについての調査結果なのか、比較すべき部分などを見失うことが多々ある。また、教師の2013/02/24