内容説明
「死の風化」とは何か?「死」からの「生」の省察。よく生きるための「ターミナルケア」「デス・エデュケーション」などの視点から語る。
目次
なぜ、いま死生学なのか―死生学の定義と課題
西洋における死への視座
中国と日本における死への視座
キリスト教の視座
日本仏教の視座
死への日本民俗学の視座―柳田、折口を手がかりに
「死の社会性」をめぐる前梯―「死の社会学」基礎論のために
エロスと死―G・バタイユの『エロティシズム』「序論」を中心に
死と他界のマトリックス
デス・エデュケーションとは何か―大人が・子どもに・死を・教える?
子どもにとってのデス・エデュケーション―子どもが死を理解するということ〔ほか〕