はじめて哲学する本

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はじめて哲学する本

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784887598270

内容説明

生まれること、死ぬこと、生きること。かつてここまで易しい言葉で語られたことがあっただろうか。学校では教えてくれないし、もしかしたら一生教わらないかもしれない人生の25の「ツボ」と「コツ」。

目次

まえがきにかえて「哲学」について
大人の哀しみについて
結婚について
家族について
男と女について
仕事について
職業について
価値観について
世間体とプライドについて
依存について
自由と責任について
信頼とクレジットについて
学力と知力について
挨拶について
好かれることと個性について
倫理について
便利さとクリティカル・シンキングについて
神さまについて
公平と不公平について
天才について
懐かしさと懐かしい人について
呼称について
戦争とイジメについて
名前について
あとがきにかえて「死」について

著者等紹介

藤原和博[フジハラカズヒロ]
東京学芸大学客員教授。大阪府知事特別顧問。前・杉並区立和田中学校校長。55年生まれ。78年東京大学経済学部卒業後リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、93年よりヨーロッパ駐在、96年同社フェローとなる。03年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として和田中学校長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mya*

15
今やすっかり定評ある藤原校長の、これから先の日本を担う人たちに向けた哲学入門。世界の中での立ち位置がビミョーになってきた日本で戸惑う人や、個性ってのは自分の中にあるものだと思ってる人、人との距離感に迷う人、天才に近づきた~い!と野心的な人etc.に対して、25章の語りかけ。子供向けかと思いきや、日々子供と接している親世代にも改めて考え直す機会をくれる。哲学入門書は、定期的に出ているようだけど、大局的見地を持つ深みある大人に近づくためには、こういう知力を養う書がそれだけ必要ってことなのでしょうねー。2011/02/27

チアモン

13
小学生向けの哲学?の本。当たり前のような事を違う視点から見て伝えてくれる。考えさせられる内容だったが、これが哲学かというと・・・。う~ん。どうだろう。2015/05/02

みんと

12
当たり前すぎて、考えたこともなかった「どうして?」を真面目に考えてみる。 自我が芽生えて、感情豊かになりつつある子どもたちに、ぜひ読んでもらいたい。 思い通りにいかなくなったときに、釈然としないイライラ感を募らせるのではなく、その理由を思考してみることにより、自分自身も楽になれる。 この本に書かれていることは、道徳的な基本に過ぎないが、これをきっかけに物事を自分の頭できちんと考えられる習慣を身に付けたいものだ。2011/02/16

ころぶ

9
「死」から始まり「死」に終わる構成。哲学自体をとてもわかりやすく理解することが出来て、本当に読んで良かったと思える書籍でした。子供向けですが、良い絵本のように深さがあり大人も十分読み応えがあります。考えさせられる。2011/10/09

paseri

7
現代を生きる人々が忘れかけている、大切な事を教えてくれる本でした。小中学生向けに書かれた本ではあるけれど、大人こそ読むべきかもしれません。学生の時にこういう授業を受けたかったな。2015/02/11

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