Dis+Cover Science<br> 科学との正しい付き合い方―疑うことからはじめよう

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Dis+Cover Science
科学との正しい付き合い方―疑うことからはじめよう

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784887597938
  • NDC分類 404
  • Cコード C0240

内容説明

あたりまえを疑うことから、科学との付き合いははじまる。身のまわりにあふれている科学技術の種を拾うだけで、「新しい扉」が開かれ、あなたの毎日は変わることだろう。文系と理系の間に立ち、サイエンスコミュニケーターとして活躍してきた著者が、科学技術とのゆるいかかわり方、楽しみ方について語る。文系目線の、文系のための科学リテラシー本の決定版。

目次

初級編 科学によくある3つの「誤解」(「『科学離れ』が進んでいる」ってホント?;「もともと『科学アレルギー』の人は多い」ってホント?;「科学は、身近ではない」ってホント?)
中級編 科学リテラシーは「疑う心」から(科学リテラシーとは?;知識よりも、思考が重要;科学的なものの考え方とは?;疑う心を阻害するもの)
上級編 科学と付き合うための3つの視点(社会の中に科学技術を見る;見えない科学技術に目を向ける―「見える」科学技術と「見えない」科学技術;理系だけにまかせない―「自調自考」型と「おまかせ」型)

著者等紹介

内田麻理香[ウチダマリカ]
サイエンスコミュニケーター・サイエンスライター。1974年千葉県生まれ。東京大学工学部応用化学科卒。同大学大学院工学系研究科応用化学専攻修士課程修了。同大学院博士課程進学、日本学術振興会特別研究員(DC1)。2005年に処女作を出版したのち、サイエンスライターとなる。2007年に東京大学工学部広報室特任教員に就任、その後独立。各種媒体を通じてサイエンスコミュニケーターとして活動。2009年より東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くまさん

3
身の回りにあふれる科学技術。しかし、あまり私たちは知らない。その科学に、少しでも興味をもって世の中を見ると、また違った世の中が見えてきそうな気がする。恐れず、面白がって生きていきたい。2015/08/23

おおカワ

3
疑う心からはじまる。知識より思考法。筆者の書いてる意図を読み解こ。2013/05/10

うみ

2
学生のころ苦手だった理科に、なぜかはまって数年。書店で理工の棚を眺めるのが楽しい。知らなかったことを知るのが楽しい。科学は楽しい。この先も、そっと科学に寄り添っていこうと思う。科学好きな文系として。2016/03/22

オランジーナ@

2
科学リテラシーを高めようって話の本。事業仕分けの時の科学者の反応のように科学は聖域なんだから予算を削減するのは駄目だと言うのはわかるが、市民との対話も大事で、それによって科学と社会の良い関係を築くことが求められる時代。2015/12/20

むっち

2
筆者はカソウケン(家庭科学研究所)の原稿を書かれている理系なお姉さんですが、科学は社会に有り触れていることを強調、科学嫌いが学生時代の勉強に講義に問題があったりしているのではないかという指摘には納得できる。参考にしている「冗談でしょファインマンさん」を読んで見る気になった。 2012/01/18

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